現実逃避にはもってこいの日和ですが、今日も会社に行ってしまう、律儀な日本人であるところの私は、せめて他人の人生などに感情移入する程度で満足しようと思っているのですが、「いい年してこんな風に時間を無駄にするなんて」とか「戦争で苦しんでいる人々を見よ、このゴクツブシ!」とか自分の中にすんでいる「世間様」の呪いからいつまでも逃げる事ができなくて、こんな風に罪悪感を感じながらもだらだらとネット日記などを書いているのです、お母さん、いいかげんあなたの顔は忘れてしまいました。みたいな。

「鋼の錬金術師」荒川弘著1〜4巻(各390円税別、エニックス)を大人買い。
大人になって何がいいと言えば欲しい物を(手に届く範囲で)自由に買える事くらいだな。
酒もやらんギャンブルも打たない、タバコも吸わないので、その程度の大人感しか持ち合わせていません。もっとも、そんなの最近では学生時代からやってる人もいるので、大人と子供の境目は、あとはもう精神的な部分での心構えの違いのみ、って気がする。
ちなみに私の考える大人の人とは、「自分の発言に最後まで責任が待てる人」という、きわめて陳腐なもですが、実際そうゆう人ってあんまりいない。
自分を含めて。
知識だけは大人なみに持ち合わせている子供が、年齢だけは大人になってしまっている中身子供と変わらん人をバカにする→でもその子供たちも、もっと若い子供たちにところてん式に押し出されてバカにされ・・・みたいな風潮も、今に始まった事ではないけど、最近は著しく感じるなあ。

前振りが長いんですが、友人に勧められて大人買いしたこの漫画、実に主人公達が自分の発言(というか主義というか、なんていうか)を貫きとおそうとする、小気味のいい連中で、すっきりします。
エピソードにはうんと厭な救いようのないものもあるけれど、主人公達の「前進しよう」とする姿勢にぐいぐい惹きつけられます。
前進したいものです。

「ニュールーマニア ポロリ青春」はプレイステーションのゲームですが、これはまた明日にでも。

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